2025.10.24
そもそも健康な髪ってどんな状態?毛先が絡む理由とケアのヒント

Q.健康な髪ってどんな髪?
「髪の毛って、毛先に行くほど絡まりやすい」「根元の方はツヤツヤなのに…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はこれ、髪の“構造”に深く関係しているんです。
◆髪の毛の構造は“のりまき”みたい
髪は“のりまき”のような形をしていて、
海苔の部分が「キューティクル」、ご飯にあたる部分が「コルテックス」と呼ばれます。
このコルテックスこそが、髪の美しさや健康状態を大きく左右する重要な部分。
中には繊維状のタンパク質と、それらをまとめる“間充物質(かんじゅうぶっしつ)”が詰まっています。
イメージとしては、細い毛糸が集まって1本の太い毛糸を作るようなもの。
その毛糸同士をつなぐ「接着剤」のような働きをしているのが間充物質です。
◆間充物質がしっかりある=健康な髪
この間充物質が髪の内部にしっかり残っていると、
髪は潤いと弾力を保ち、ツヤのある健康的な状態を維持できます。
逆に、キューティクル(海苔の部分)の隙間から間充物質が流れ出てしまうと、
髪の中はスカスカになり、保湿性・弾力性が失われてしまいます。
そうなると、髪が乾燥してパサつきやすくなったり、
切れ毛・枝毛の原因にもなってしまうのです。
◆間充物質はとてもデリケート
この間充物質は、ケラチンタンパク質の中でも柔らかい性質を持ち、
外からの影響や化学変化にとても弱い部分です。
紫外線、ドライヤーの熱、摩擦、カラーやパーマ剤などのダメージによって、
少しずつ外に流れ出てしまいます。
特に毛先は、長い期間その影響を受け続けているため、
間充物質の量が根元よりもずっと少なくなっているのです。
その結果、毛先ほどパサつきやすく、絡まりやすく感じるというわけです。
◆美しい髪色・パーマの仕上がりも「内部ケア」次第
カラーやパーマは、健康な髪だからこそきれいに作用します。
髪の内部に間充物質がしっかり詰まっていれば、薬剤の反応が安定し、
発色も長持ちし、手触りも柔らかく仕上がります。
一方で、髪の内部がスカスカだと薬剤が均一に働かず、
色ムラやパサつきの原因になることもあります。
◆健康な髪を保つために大切なのは「日々のケア」
髪の美しさは、毎日のケアの積み重ねで変わります。
シャンプーやトリートメントを自分の髪質に合わせて選ぶこと、
ドライヤーの熱から守ること、
サロンで定期的にトリートメントを行うこと。
この3つを意識するだけでも、髪の状態はぐんと良くなります。
「最近、毛先が引っかかる」「ツヤがなくなってきた」と感じたら、
それは髪の内部で“間充物質”が減ってきているサインかもしれません。
健康でツヤのある髪を保つためには、外側だけでなく“内側のケア”が欠かせません。
サロンでのトリートメントやホームケアの見直しでも、髪の質感はしっかり変わっていきます。
ヘアケアだけのご来店も大歓迎です。
ぜひ一度、あなたの髪の状態を一緒にチェックしてみましょう。
ご来店を心よりお待ちしております。
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